日 時 追 加 ・ 修 正 情 報

04.12.14 修正情報につき下記のとおりお知らせします。

該当箇所 解説文(04.12.14UP)
137 シモフリタナバタウオ  タナバタウオ科の美魚。満天の星を思い浮かべる
体色は、タナバタの名によくマッチしている。神秘的
な体色をもち、よく見ないとどっちが頭なのか分から
ない。形からいっても、尾鰭が頭のように見える。
ご丁寧に、背鰭の後方に眼状もある。それほど、この
魚は不思議かつ魅力的で、体色・斑紋のよく似たハナ
ビラウツボの擬態ではないかという人もいる。実際海
の中でこの魚にいきなり出会ったら、何が出てきたの
かと驚いてしまう。鰭をいっぱいに広げた瞬間は、魚
とは思えない。宮古島の水深1メートルで発見。2時
間格闘したが岩の奥に逃げ込まれた。通常は底から
離れ、岩棚や岩穴の天井近くに見られる。分布は奄美
大島以南。海外ではすでに人工繁殖に成功している
が、国内では2004年に東京都葛西臨海水族園で繁殖
が確認された。報告によれば卵は岩の下側に産み
付けられ、そのまま孵化するという。卵はクマノミなど
よりはずっと小さく、仔魚も数ミリでブラインシュリンプ
の孵化幼生は食べられず、初期はシオミズツボワムシ
を与えたそうだ。幼魚は初めは体全体が白っぽく、や
がて頭部や尾鰭に黒い色彩が出て、最後に腹部が黒
くなり全体が黒地に細かな白斑となる。


04.11.12 修正情報につき下記のとおりお知らせします。

該当箇所
145 タスジコバンハゼ タスジコバンハゼ
Gobiodon sp.2
フタイロサンゴハゼ
Gobiodon quinquestrigatus
146 コバンハゼの仲間 コバンハゼの仲間
Gobiodon sp.3
タスジコバンハゼ
Gobiodon sp.
146 トンガリハゼ トンガリハゼ
Oplopomops diacanthus
トンガリハゼ属の一種
Oplopomops sp.
147 アゴハゼ アゴハゼ
Chaenogobius annularis
ドロメ
Chaenogobius golosus
151 クモハゼ
左の画像
クモハゼ
クロヤハズハゼ
Bathygobius padangensis
154 ギンガハゼ
下の画像
ギンガハゼ
イトヒキハゼ属の1種
Cryptocentrus sp.
162 ヤツシハゼ ヤツシハゼ
Vanderhorstia ornatissima
ヤツシハゼ属の1種-3
Vanderhorstia sp.3
167 シロズキンハゼ
3段目の画像
シロズキンハゼ ヤハズハゼ
Bathygobius cyclopterus

04.10.11 修正情報につき下記のとおりお知らせします。

該当箇所
25 マアナゴ
解説文
典隆氏 典隆氏
31 ダツ ダツ
Strongylura anastomella
テンジクダツ
Tylosurus melanotus melanotus
31 ダツの仲間 ダツの仲間
Belonidae sp.
ハマダツ
Ablennes hians
解説文(04.10.11UP)
背面に三個の灰色斑紋を有す。前種ダツより両顎の伸び
方が長くサヨリにさらに似るが、上顎が長く、受け口のサヨ
リと区別はできる。前種とともに夏に流れ藻と一緒に現れ、
水面を数匹の群れでいたところを採集した。水槽内では
ガラス面に突っ込み、吻端を傷めてしまうことが多い。う
まく水槽環境に馴れれば、水槽中央に定位し流れてくる
ブラインシュリンプを摂取するようになる。しかし、長期の
飼育には表面積の広い水槽が必要であろう。

(写真キャプション:前種ダツと同じ群れにいた。
261 オキカズナギ 写真左と右下が「カズナギ」。右上が「オキカズナギ」


04.09.29 修正情報につき下記のとおりお知らせします。

該当箇所
68 オキナヒメジ
写真情報(
体長:4cm/房総 荒俣幸男 体長:3.5m/和歌山 新野大
68 オキナヒメジ
写真情報(
体長:3.5m/和歌山 新野大 体長:4cm/房総 荒俣幸男
137 セジロハゼ セジロハゼ
Clariger shirahamaensis
シロヒゲセジロハゼ
Clariger sp.
解説文(04.09.29UP)
 近年になって和名が与えられたミミズハゼ属に近縁
のハゼ。扁平な体型の背は白く、体側に入る黒い帯
は尾までつづく。眼の下には皮弁があり、これが黒け
ればセジロハゼ、白ければシロヒゲセジロハゼだ。し
かし一見しただけでは区別が難しく、外見上では頬に
黒色帯があるかないか(ないほうが本種)で判断す
るしかない。
おもにタイドプールや波打ち際の砂礫の
間に生息するが、高知では浅い砂地の磯の、石の下
に隠れていた。石をどけると、シロズキンハゼなどと一
緒に逃げでてくる。
和歌山県では河口域からも確認さ
れている。
成魚でもごく小さく、4cmを超える個体はみ
たことがない。写真は海遊館の新野大さんが採集、撮
影したもの。新野さんは底物採集の専門家であり、大
阪湾や紀州をフィールドに数々の幼稚魚を採集されて
いる。本種をはじめとする小さな底物は、氏のような執
念がないとなかなかみつけられない。
145 アカテンコバンハゼ
撮影者(
荒俣宏 新野大
146 コバンハゼの仲間 荒俣宏 新野大

04.08.18 修正情報につき下記のとおりお知らせします。

該当箇所
96 ギンユゴイ解説文 安田富士朗 安田富士
該当箇所 参考意見
137 セジロハゼ 日本産魚類検索第2版によれば、「シロヒゲセジロハゼ
ではないか?(頬の黒線がない。)とのご指摘をいただ
きました。要再検討。おってUPします。
該当箇所
150 カザリハゼ カザリハゼ
Istigobius ornatus
インコハゼ
Exyrias puntang
解説文(04.08.19UP)
口先が尖らず、横からの顔つきが鳥のインコの嘴を
思わせるところからこの名がついたものと思われる。
唇も厚くユーモラスな表情。この顔立ちと、背鰭、尾鰭
が大きいのが本種の特徴。体色は薄い黄色に赤褐色
の細かい斑点が体側、背鰭、尾鰭に点在する。幼魚の
うちではこの赤褐色の斑点が薄く、ほとんど模様がない
ように見える。内湾の泥砂地に見られ、特に淡水が注ぐ
汽水域を好むようである。通常の比重の海水で飼育可。
該当箇所
162 サラサハゼ Anblygobius Amblygobius

04.08.18 撮影者名を下記のとおり訂正します。

通し番号 魚種名
44 59 シマヒメヤマノカミ    さとう俊 荒俣幸男
60 106 ヒレグロコショウダイ(左上) さとう俊 荒俣幸男
96 180 テンジクイサキ 新野 大 荒俣幸男
102 198 フタスジリュウキュウスズメダイ(右) さとう俊 荒俣幸男
107 213 ミヤコキセンスズメ(下) 新野 大 荒俣幸男
136 289 トビハゼ(上) 荒俣幸男 新野 大
136 290 ミナミトビハゼ 新野 大 荒俣幸男
141 299 アオギハゼ 荒俣宏 荒俣幸男
178 385 クロハギ さとう俊 荒俣幸男
182 391 サザナミトサカハギ(右下) 江藤幹夫 荒俣幸男
185 396 メダイ(左) 新野 大 友野政一、正秀


04.08.01 お知らせ-------
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